まずフレイルについてご紹介します。
「Frailty(フレイルティ)=虚弱、脆弱」に対する日本語
多くの人がこのフレイルを経て、要介護状態になると考えられます
下記のように
フレイル ⇒ 要介護状態
につながっていきます。
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・低栄養などによって筋力が低下し、身体機能が衰える。
・身体機能の衰えによって活力が低下し、認知機能が衰える。
・精神的な活力の低下や筋力の低下で、社会交流が減っていく。
・閉じこもりがちになることで食欲が失せ、さらに身体機能や精神
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オーラルフレイルとは、お口の中の虚弱という意味で、噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えるこ
噛む力や舌の動きの悪化が食生活に支障を及ぼしたり、滑舌が悪くなることで人や社会との関わりの減少を招くことから、
オーラルフレイル ⇒ フレイル ⇒ 要介護状態
ですので、オーラルフレイルの段階でどれだけ早く対処できるかど
お口には『食べる』『飲み込む』『息をする』『コミュニケーショ
①自分の歯が20本未満
②滑舌の低下
③かむ力が弱い
④舌の力が弱い
⑤『半年前と比べて硬いものが噛みにくくなった』と思う
⑥『お茶や汁物でむせることがある』と思う
3つ以上当てはまるとオーラルフレイルの可能性が高いです。
ただ、3つ以上の項目に当てはまっても、改善が可能ですので自分の状態を早めに自覚し、予防や治療を行って進行しないように
以前はオーラルフレイルは保険診療内で治療することが難しかった
口の周りの衰えは身体の衰えに結び付く大きな要因で歯の本数、噛み合わせ、口の中の筋力などに影響されます。
口腔機能の向上が、高齢者のQOLのアップはもちろん、介護予防や要介護度の重度化を防ぐことにつながります。
【オーラルフレイルへの対策】
オーラルフレイル対策にもっとも大切なのは『できるだけ早く対処
早めに対処すればするほど、健康な状態へ戻るスピードがはやくな
『歯が痛い』『詰め物が取れた』など、不調がある時にしか歯医者
『最近飲み込みにくい』『口が渇く』などあれば歳のせいと判断す