2017年12月21日

遺伝子検査の一つmRNA(マーナ)検査

臨床ゲノム医療学会で認定医を取得し、
遺伝子を解析するmRNA(マーナ)検査が行えるようになります。
費用やどのような検査をするかは改めてご紹介しますが
今回はマーナ検査についてご説明いたします。

マーナ検査は、現在の遺伝子の働きを解析するもので、生活習慣に
起因する現在の状態がわかります。
目的は現在の状態を検査し、生活習慣からくる後天的リスクを
回避するためです。

※マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析する
DNA検査とは異なります。

サプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、
効果・効能を遺伝子のレベルでどう変わったか解析し、
継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が
可能になり、日々の生活にいかして頂きます。

一方、DNA遺伝子検査は、両親から受け継いだ遺伝子の配列を解析するもので
検査の目的は体質の判断です。それにより生まれ持った先天的リスクが
わかります。
こちらは何度受けても結果は変わりませんので、一生に一度受けるだけで
よいです。

DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できるため
本当に効果があるかどうかもマーナ検査によって確認してください。
参考までにマーナ検査では下記のような事も検査しています。

■長寿遺伝子検査
老化抑制や寿命延伸効果に関与する可能性があるとされている
長寿遺伝子の1つ【SIRT1遺伝子】を解析し数値化することにより
点滴療法やサプリの健康効果確認、年間を通した生活習慣改善実施の際の
健康基準として利用して戴いております。

■がん関連遺伝子検査
がんの部位ごとに選定された遺伝子の発現量を測定し、現時点での生活習慣に起因するがん細胞の存在リスク及び、がんの何歩手前にいるかを予測して頂いております。
既に実施されている活用事例としては、早期発見より前の生活習慣による
現時点のがん細胞の成長リスク確認、点滴療法やサプリの健康効果確認として
利用して戴いております。
ご興味がある患者様はお気軽に院長、スタッフへお声がけください。