2016年7月12日

赤ちゃんの歯磨き

赤ちゃんの歯が生えてくる姿は、とても微笑ましくてかわいらしいですよね。
歯が生えてくるのは、子どもの成長を感じられ、とてもうれしいものですが、
歯のケアに関する疑問や心配事も出てきます。
今回は赤ちゃんの歯磨きについてお答えしたいと思います。

■赤ちゃんの歯が生えてくる目安
・6ヵ月 下の前歯が生える。(2本)
・1歳  上下の前歯が4本ずつに。(8本)
・1歳半 第1乳臼歯(にゅうきゅうし)が生える。(12本)
・2歳半 乳歯列完成。(20本)
※歯の生え方は、個人差が大きいので、プラスマイナス6ヵ月は
心配ありません。

■乳歯が生えてきたら口の中のケアをスタートしてください!

ステップ1 まずは口の中を見ましょう!
赤ちゃんを膝に仰向けに寝かせ、口の中をよく観察することから始めてください。
口を開けることだって嫌がる赤ちゃんもいます。
リラックスした状態で、「おくち、あーんしてね」などと声をかけながら、
お口をあける練習をしていきましょう。

ステップ2 最初はガーゼや綿棒でかるく歯を拭いてあげることから始めてください。
もちろん、ママの手は清潔にしてください!
お口の中を触られて嫌がる赤ちゃんが多いので、無理は禁物です。
せっかく生えた赤ちゃんの新しい歯、できればきれいなまま虫歯になって
欲しくないですよね。
赤ちゃんの歯磨きはガーゼで優しく!正しいケア方法やコツを知って、
これからの歯磨き習慣を身につけさせましょう。

ステップ3 歯磨きをつかいます。
赤ちゃんの口へ歯ブラシ
ステップ1・2に慣れてきたら、赤ちゃん用の歯ブラシを当ててみましょう。
当てると言っても、ちょんと触れる程度。歯ブラシに慣らしていきましょう。

生え始めの歯は小さく、口内は赤ちゃんの唾液の自浄作用で清潔に
保たれています。本格的に食べ物を食べていなければ食べカスも少ないので、
歯磨きを1回でもしないとすぐに虫歯になるということではありません。
赤ちゃんの歯磨きは、最初のうちは歯をしっかり磨くというより、
『歯磨きに慣れさせる』ことが目的です。
口の中を他人に触られるのは誰でも嫌ですよね。

赤ちゃんを膝の上に仰向けに寝かせて、口の中を見ることから始めましょう。
このとき、赤ちゃんの機嫌が悪いときは無理をしないことが大切です。
無理強いをして赤ちゃんが歯磨きを嫌いになってしまっては、元も子もありません。
赤ちゃんに『歯磨きは楽しい!』と思ってもらうことが重要なので、
歯磨き後はたくさん褒めてあげてください。
赤ちゃんのうちから慣れれば、その後の歯磨きがスムーズになりますよ。

■赤ちゃんの歯磨きの時に注意したい3つのこと
1.とにかく優しく行いましょう。磨くというよりも、マッサージするようなイメージで。
赤ちゃんの歯はとても小さいので、細かく動かすことも大切。
2.上の前歯の歯茎中央にある筋(上唇小帯)に強く触れると痛むので、
上の前歯を磨く際には特に注意して行いましょう。
3.「ちゃんと磨かないと虫歯になっちゃうよ!」などと、イライラすることなく行えるとベスト。
遊びの延長のような感覚で行ってあげると、赤ちゃんも歯磨きが好きになるでしょう。

■赤ちゃんのために知っておくべき5つのポイント
1.赤ちゃんの歯磨きは下の前歯が2本生えたら始める
2.柔らかめの 歯ブラシでジェルタイプの歯磨き粉を選ぶ
3.嫌がられずに磨くための固定テク・磨き方を習得
4.赤ちゃんがイヤイヤする時の歯磨きの心得
5.歯科検診デビュー時期は1歳半ですること

歯磨きの基本は、楽しむ、ほめる、慣れさせる。
【じょうずな仕上げみがきのポイント】
1.「楽しい!」と感じる雰囲気をつくろう!
2.みがいたあとは、いっぱいほめよう!
3.決まった時間に繰り返して習慣にしよう!
※眠いとき、疲れているときは無理じいしない。

口や顔をさわられることは、子どもたちが本能的にイヤがることのひとつ。
また、じっとして終わるのを待つことも子どもたちにはつらいものです。
大切なことは「歯磨きは楽しい!」と感じさせること。終わったあとは
いっぱいほめて、毎日の習慣にしていきましょう。

■歯磨きのサイクルは、1日2回が目安。はじめのうちは1日に1回でもOK!
歯垢の増殖は24時間のリズムなので、歯磨きは1日1回汚れを落とす感覚で。
でも、子どもが疲れていたり、体調が悪い場合などは、無理をさせないようにしましょう。

仕上げみがきの体勢は、年齢で変えよう。
【年齢に合わせた歯磨きの体勢。】
・0~1歳 だっこみがき
赤ちゃんのうちは、おっぱいをあげる時と同じだっこの体勢で。
・1~3歳 寝かせみがき
ひざを少し開いて正座して、ひざの上に頭を乗せて。
・3歳以上 座らせみがき

例えば、椅子などに座らせて頭を支えて大人は後ろからみがきます。
※じっとできない子には? 週末みがき(2人で仕上げみがき)
2歳くらいになれば、両親2人が向かい合わせに座り、動こうとする子どもを
押さえ、歯磨きを行う方法もあります。

まとめ
小さい時からしっかり歯磨きをして口の中を清潔にするという習慣をつけることは、今後のためにも非常に大切です。
最初は口に入れて遊んでいるだけですが、そばで見守りながら、歯磨きが終わるのを待ち、お家の人が赤ちゃんが使っている歯ブラシをもって仕上げ磨きを必ずしてあげるようにしましょう。